魅力
Part1

なぜ世界の富裕層はManhattan に集まるのか?

New York – Manhattan の場所

アメリカの中でも、New York の Manhattan は、東海岸に位置しております。


人口・面積などの基本情報

① 現在のManhattan の人口及びこれまで人口推移

2024年のManhattan単体の人口は、1,627,788人と発表されております。(参考:World Population Review)
NY市の別のデータでは、コロナが発生した際は、郊外に逃げる”マンハッタン離れ”が一時起こり、2021年7月ごろに157万人まで一時減ったものの、再度人口が増加してきております。
また、平日昼間は、Queens, Brooklyn, Bronx, New Jersery, 郊外エリアから通勤で人が島の中に入ってくるため、人口が2倍近くに膨れ上がると言われております。
確かに、平日昼間のManhattanは、観光客、ビジネスマンが入り乱れ、歩道も本当に人が多かったです。

下記チャートは、New York市 = (Manhattan, Queens, Brookly, Bronx, Staten Islandの5つの行政区) の人口推移のチャートとなります。(参考:World Population Review)
2025年のNew York市の人口は、約 19,154,00人と発表されております。
そして、今後20240年までの人口推移の予想も立てられており、向こう15年に関しても増加を続ける傾向にあります。

② 若年層が活躍するマーケット。それがManhattan!!

下記のピラミッド型のチャートを確認して頂くと、一番厚い人口のピラミッド層が20代、30代の最もエネルギーの有り余る世代というのがお分かり頂けることと思います。平均年齢は38.9歳となっている。
若い優秀な方々がManhattan に集まり、高収入を稼ぎ出し、そして、高級な家に住む。若い方々が活躍するマーケットのため、色々なイノベイティブな発想、考え方が生まれ、さらに街を文化的にも経済的にも発展させる。
なお、比較対象として、東京と比較した場合、東京都の平均年齢は、2023年(令和5年)の住民基本台帳によると41.69歳となっている。

あなたがイメージするマンハッタンの治安は?

結論、今のマンハッタンの治安は皆さんがイメージするよりも「比較的安全」です。
「New York」「Manhattan」と聞いて治安はどのようにイメージされるだろうか?
数々の映画の舞台となり、千差万別のイメージを持たれて入ることと思います。また、ご両親の世代から、TVで見た悲惨な事件を大々的に取り上げるメディアの影響等もあり、おおよそ大多数が「危ない」とイメージを持っていることと予想されます。私も初めてNew Yorkに行った2007年は、靴下の中に100ドル札を必ず入れておくように。夜の地下鉄には乗るな。夜はホテルの外にはなるべくでないように。という両親からのアドバイス、そして、旅行会社の注意書きがあったのを覚えております。確かに、New York30年以上住む先輩に話を聞くと、昔は治安が悪く、そんな時代もあった。という話は聞きますが、私が住んだ2015年以降は、そんな危ないと感じたことはそれほど無かったです。
ただし、日本と比べてしまうと事件やデモも多いですし、それは「日本よりは治安が悪い」と言わざるを得ないですが、普通に生活する分には、非常に住みやすい街であったと思います。
これは色々な意見があると思いますが、治安対策を推し進めた市長の存在が大きいとよく言われます。
2014年に就任したビル・デ・ブラシオ市長は、治安対策として「近隣連携警察官(Neighborhood Coordination Officers, NCO)」プログラムを導入しました。
このプログラムでは、警察官が特定の地域を担当し、地域住民との連携を強化することで、犯罪の予防と早期対応を目指し、市内の公営住宅やその周辺において、街灯の増設や防犯カメラの設置など、物理的な環境改善を通じて犯罪抑止を図る施策も実施されました。これらの政策より治安が良くなったとも言われています。また、歴代の市長であるジュリアーニ市長はブルームバーグ市長も治安改善に進めたことが大きいのではと考えられております。