自然災害が他の国、州と比べて少ないと考えられる 地震は少ないが、水害が心配である Manhattanの自然災害に関しては、日本のような地震大国ではないため、大きな地震はあまりないので安心して生活ができる。左の表を見て欲しいが、大きな地震があってもマグニチュード4-5程度で、大地震は長い間発生していない。 2024年の4月に地震があったが、大きな被害は報告されていないため、地震に関しては過去のデータからも、自然災害としては比較的リスクは小さいと分析できる。 実際私が住んでいた期間も、体感できるような地震はほぼなく、震度1-2程度は1回-2回あったかという程度である。 地震よりも近年問題になっているのが、ハリケーンによる水害である。テキサスのように、トルネードの通り道で不動産がまるごと吹き飛びということはあまり無いようだが、暴風により海水がManhattan 内に打ち寄せて、地下鉄やトンネルを冠水させてしまう自然災害がおおよそ10年に1回程度発生している。特に大きい水害だったのは ・2012年10月29日 Hurricane Sandy これは、Downtown の多くで大きな被害をうみ、いくつかのCondominiumの地下が冠水したり、復旧までにかなりの時間がかかった。 ・2021年9月 Hurricane Ida Sandyほどでは無かったが、大きな被害を生んでいる。 事件、事故、デモなどはゼロではないが、耐えうるレベルだった 米国に住んでいた時によく、テロとか危なくないの?と聞かれることが多かった。 確かに、爆弾事件やデモがあったりと、非常に騒がしいのがManhattanである。日本に比べると少し物騒ではあるものの、皆様がイメージされているよりは遥かに安全だと個人的に思っている。 世界から人が集まる街であるため、色々な文化が交わり、多様性の中生きていくManhattanの宿命でもある。 ← Part5 – 「島」という地域性 Part1 – New Yorkの魅力 →