【カタールの不動産価格は!?】総工費2兆円超え！富裕層が暮らす人口の島「The Pearl Qatar」を分析！

今回の動画、「カタールの不動産価格は!?」総工費2兆円超え！富裕層が暮らす人口の島「The Pearl Qatar」を分析！となります。

みなさん、ワールドカップ日本代表戦はご覧になりましたでしょうか？
今回、このワールドカップが開催されているのが、中東にあるカタールという国です。

このカタールは、面積約1万1,427km2。
これはなんと私の住んでいる秋田県よりも少し狭いぐらいの面積で、人口約280万人、外国人居住者がなんと85％を占めるというとても国際色豊な国です。
2021年IMFの発表データによると、国民一人あたりのGDPがアメリカドル計算で6万2,000ドル。
参考までに日本が約3万9,000ドルなので、日本の約1.6倍というとても経済的にも豊かな国のようです。
この背景には、主な産業となる天然ガス、原油などがあり、このおかげで、カタール国民は電気代、水道代、医療費、大学の学費が無料、所得税、消費税も無いという、すごいシステムの国となっております。
ワールドカップにいかれた方々が、このワールドカップ開催期間中に滞在しているプレハブタイプのホテルの料金が一泊25,000円などの報道がされていて
じゃあ、不動産の価格はどうなっているんだ！？と思われた方いるんではないでしょうか？
私も、こんな裕福な国の不動産の価格はいったいどんなもんじゃい！と興味が湧き、自分なりに調べてみましたので、今日はみなさんと一緒に分析していきたいと思います。

はい、では早速、カタールの不動産価格を分析していきたいと思います。
今日のポイントは2つ
1.不動産価格の推移
2.富裕層が暮らす人口の島「ザ・パール・カタール」の物件調査
この2つに関して、一緒にみていきたいと思います。

まず、1.カタールの不動産価格の推移ですが、日本語での記事がほとんどなかったので、現地 Qatar Central bankが発表しておりますデータをもとにご紹介していきます。
2006年から、直近2022年6月までの不動産価格のインデックスとなります。

カタールの不動産価格推移

このグラフをみてまず一番最初に感じたのが、「マンハッタン島」の価格推移と非常に類似しているという点です。
2008年のリーマンション後は、やはり価格がかなり下落し、2012-2013年ごろから2016年ごろまではずっと上昇基調にあったグラフと分析できます。
実は、マンハッタン島も2016-2017年ごろまで、オイルマネー、つまり、海外からの投資家に非常に支えられていたマーケットで同じような価格の値動きをしておりました。

米国大手不動産会社、cushman & wakefiledのマーケットレポートを参考にしますと、やはり、Covid-19の影響もあり、不動産マーケットもコロナの影響を受けていたようですが、
現在は制限解除がされたことにより、経済活動がかなり戻ってきている。そして、現在開催されているFIFAワールドカップの開催に際した、住宅系の需要がすごく、賃料が上昇しているとのレポートでした。

では、2つめ。
富裕層が暮らす人口の島「ザ・パール」の物件調査です。

このザ・パール・カタールには、５つ星ホテルや、高級マンションが立ち並び、総工費がなんと2兆円以上、現在も拡大中のようです。
調べたところによると、投資家として不動産を購入する場合で、Freehold　つまり永久的に所有権がオーナーに帰属、所有できるエリアが決まっているようです。
そして、このザ・パール・カタールは、この投資家購入できるエリアに含まれているようでしたので、今回この人口の島を分析していきたいと思います。
もし、カタールの不動産に詳しい方で、間違っているよ！という場合は、コメントでご指摘くださいませ。

カタールの通貨がカタールリヤルという名前で、2022年11月26日現在
1カタールリヤルが38.21円という為替レートになっておりましたので、このレートで物件を見ていきたいと思います。
物件タイプが、Apartment、これが日本で言う分譲マンションですかね？
その他に Villa　独立している家で、バルコニーや庭がついている建物のことをVillaと呼ぶようです。
日本でいうところの、成城学園前のどでかい高級一戸建てのようなイメージでしょうか？

今日はこのアパートメントとVillaの2つの価格をどんな感じかみていきたいと思います。

　「C H À T E A U D` E X E L L E N C E」
これは、まさに島のどまんなかに立地する物件ですね。
415sm2　の4Bedroom、5bathroom.
日本円換算しますと、約3億7400万円！！

どきゃー
坪で125.53坪なので、坪で298万円となっております。
あれ？　そう考えると、東京とかに比べると、比較的抑えめなお値段となっているんですね。
当然、私は買えないですけれどもね。。。。。

では、次、Villaいってみたいと思います。
Live the Italian Way in Doha
広さ348平米、金額約2億900万円
坪で約105.27坪なので、坪約198万円となっております。
やっぱり、建物が広い分、総額は高くなりますが、単価自体はそれほど、めちゃくちゃ高級というわけでもないんですね。

これまでの２つは、高杉なので、一番安い現実的なのも一個見ていきましょう！
広さ58平米、おう、これはかなり日本サイズでいい感じですね。
1Roomつまりスタジオタイプ、1Bathroom。
お値段約4000万円　お！だいぶ現実的ですね。

約17.54坪　坪約135万円　これなら、秋田とさほど変わらないので、かなり現実味がありますね。
ちょっと賃貸需要ですとか、投資対象の国として今後どうなのかですとか、いろいろと勉強しないといけない部分はありますが、米国、東南アジアだけではなく
中東というエリアの物件を初めて分析したため、私自身とても興味深いトピックでございました。

【まとめ】
今日は、現在ワールドカップ開催中のカタールの不動産、アパートメントとビラの物件価格を簡単に調査してみました。
マンハッタンみたいに、坪7000万とかとんでもない金額ではないため、当然物件金額は高いですが、ちょっとは現実味があるなという印象でした。
今後、みなさんの興味のある国ですとか、普段日本では聞いたこともないような国で興味のある国あれば、是非コメント欄で教えてくださいね。